未経験からエンジニアに転職した元美容師の体験談【入社初日~研修編】
前回の記事では、美容師を辞めてエンジニアを目指すまでの転職体験を書きました。今回は実際にエンジニアとして入社してからの体験をまとめています。
👔 入社初日に感じたこと
今までは私服で仕事をしていたのですが、初めてスーツで出勤することになり、とても新鮮で緊張しました。
私が入社した会社は社員数3000名ほどの客先常駐型の会社で、同期は8人ほど。その多くが多少のIT経験者で、未経験の私は正直圧倒されました。
ただ、持ち前のコミュニケーション力で同期と仲良くなり、フォローしてもらうこともできました。意外とコミュニケーション能力が高い人は少なく、人前で話すのが苦手な人が多い印象でした。また、学歴が高い人が多かったのも印象的です。
入社初日はほとんどが説明会で、そこまで緊張せずに過ごせたのは救いでした。
💻 入社後の研修風景
説明会が終わると、いよいよ研修がスタート。研修期間はおよそ1ヶ月弱で、最初に1日ほどマナー研修やセキュリティ研修を行い、その後はプログラミング研修に進みました。
研修内容は基本的に各自自習で、Javaの資格取得に向けた学習が中心。少しカリキュラムがありましたが、未経験で1ヶ月でJavaをマスターするのは無理だと感じました。
ただ、資格試験は「黒本」と呼ばれる練習問題集を暗記すれば合格できる内容だったため、私自身はギリギリでしたが合格できました。
📚 研修中に自身で学習したこと
Java研修が終わり、配属先が決まるまでの間は自己学習の時間がありました。その時にまず取り組んだのはHTMLです。
HTMLは書籍や Progate を中心に学習しました。Javaよりも直感的で理解しやすく、初心者でも取り組みやすいと感じました。
また、周囲の同期と比べてタイピングが遅いことが気になり、空き時間にはひたすら練習していました。
使っていたのは e-typing というタイピング練習サイトで、最初のスコアは「D(73~89)」。まだキーの配置を覚えてきた程度のレベルでした。
会社では「A(226~242)」の人が多く、最初は焦りましたが、毎日パソコンに触れていくうちに自然と慣れていきました。
今でこそエンジニア7年目ですが、正直いまだに「A」は取れていません(笑)
タイピングが遅くても全く問題ありません。現場で毎日触れることで、確実に上達します。
🤝 美容師経験が役立った場面
周囲にはIT経験者やパソコンに詳しい人が多かったのですが、接客業や対話のスキルを持つ人は少ない印象でした。
そのため、自然と「話し方が上手い」と言われることが多く、美容師時代の経験が思わぬ形で評価されました。未経験の場合はコミュニケーションスキルをアピールすることが重要だと強く感じました。
技術では経験者にすぐ追いつくのは難しいですが、対人スキルで差別化できるのは大きな強みです。
✅ まとめ・これから挑戦する人へ
中途採用では経験者が多いことを実感しました。ただし、未経験者でも努力次第ですぐに追い越せるチャンスは十分にあります。
入社前に完璧に勉強する必要はなく、入社後に集中的に学習できる環境があるので、まずは一歩を踏み出すことが大事です。
これから挑戦しようと思っている方は、悩む前に思い切って応募することをおすすめします!
次回は「初めての配属先」について、自分の実体験を交えて記事にしていく予定です。エンジニアの仕事のイメージを少しでも持っていただければ嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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▶ 前回の記事はこちら:
美容師からエンジニアに転職した体験談【美容師5年→エンジニア7年】
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